本記事では、初心者がWebデザインを学習するために必要なツールや学習のポイントを紹介します。
本記事の信頼性
Webデザインを独学で始めるために必要なもの
まずWebデザインを始めるためには最低限、必要なものがあります。
正直、この3つがないとお話にならないため、必ず用意しておいてくださいね。
ポイント
・パソコン
・デザインソフト
・WordPress
パソコン
まず1つ目は当たり前かもしれませんが、Webデザインでパソコンがなければ仕事になりません。
なかにはスマホだけで、Webデザインが出来るのではないかと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは無理なので諦めてください。
基本的にどんなパソコンでもいいのですが、なるべくスペックの高いパソコンにしておきましょう。
なぜなら、スペックのショボいパソコンにすると、ソフトを使用したときに動作が固まってしまい仕事にならないからです。
ぼくも最初は「パソコンなんて何でもいいだろう」と思っていたのですが、『鬼のような動作の重さ』に怒りを感じてしまい新しいパソコンを購入しました(笑)
ぼくはWindowsを使っているので、mouse社製のパソコンを使っています。
Mac派の方はmacbook Proを買っておけば無難でしょう。
デザインソフト
デザインソフトはAdobe一択です。
Adobeには、Web関係に必要なソフトが揃っていますが、なかでもPhotoshop(フォトショップ)とIllustrator(イラストレーター)は必須といえます。
Photoshopは画像加工用のソフトでバナーやトップページのヘッダー画像など、さまざまな範囲で使用ができます。
数え切れないほど豊富な機能が揃っていますが、すべての機能を使う必要はありません。
なぜなら、ある程度画像をキレイにしたり、おしゃれな加工ができればそれだけで十分です。
ぼくの場合、正直、Photoshopのスキルはそこまで高くありませんが、お客様の要望する画像が作れたらオッケーです。
実際にぼくはWeb制作でだいたい1案件あたり30万円で受注しているからです。
そのため、ある程度の加工スキルを身につければオッケーかなという感じです。
もちろん、ガチのWebデザインスキルを身につけたいという方はPhotoshopの機能を使いこなしてください。
もう1つはIllustratorというソフトですが、こちらもPhotoshopと同じく、Adobeの画像作成が可能なソフトです。
「同じようなソフトだったらPhotoshopだけでもいいんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、Illustratorもダウンロードしておく方が後々、便利です。
なぜなら、取引先とIllustratorでデータの受け渡しをする可能性もあるからです。
たとえば、取引が自分とは別の会社にロゴを作ってもらったとします。
「そのロゴデータをWebサイトに使ってほしい」と言った要望があったりします。
その場合、大抵はIllustratorでロゴ作成をしているため、Photoshopだけだと対応できないからです。
また、Illustratorは名刺・チラシ・看板など、Web制作以外の発注があったときに役立ちます。
ですから、PhotoshopとIllustratorのどちらも持っておいたほうが良いでしょう。
料金プランはコンプリートプランというのがあるので、こちらを契約すればすべてのAdobeソフトが使えるので便利ですよ。
WordPress
WordPressはWebサイト制作で欠かせないツールの1つです。
一昔前までは、HTMLとCSSと呼ばれるプログラミングでサイトはつくられていましたが、現在ではWordPressで制作するのが主流となっています。
WordPressでサイト制作する理由はコストが抑えられるからです。
なぜなら、HTMLとCSSで制作した場合、スマホ用・タブレット用・PC用のサイズに分けて、サイトを最適なプログラミングにしなければいけません。
そのため、3種類のプログラミングが必要なためコストと時間が膨大にかかってしまうのです。
しかし、WordPressならば基本的にレスポンシブデザインと呼ばれるプログラムになっているため、自動的にスマホやタブレットなどの端末ごとに最適化されるのです。
ですから、Webサイトを制作するのであれば、WordPress一択と言えますね。
WordPressの初期設定については、こちらの記事でも解説しています。
Webデザインを独学で学ぶ3つのメリット
Webデザインを独学で学ぶと3つのメリットがあります。
メリット
・Webデザインは資格が必要ない
・お金がかからない
・自分のペースで勉強できる
Webデザインは資格などが必要ないため、独学するのは可能です。
また独学なら、お金もかからないしマイペースでできますよね!
ぼく自身もWebデザインは独学で学びました。
サラリーマンから独立当初は、Web制作をやっている友だちの会社を手伝っていました。
そのときにWebデザインに関するスキルを教えてもらいながら勉強したのです。
ですから、独学でもやる気さえあれば勉強できますよ。
ただし、基礎的なデザインのルールは絶対に抑えておきましょう!
そうじゃないと、お客様に満足してもらえるような商品は作れません。
たとえば、カラーは3色以上使わないとか、いろいろなフォントを多用しすぎないなど、デザインにはいくつかのルールがあるのです。
これらはデザイン関係の本に記載されているので、必ず読んでおきましょう。
ちなみにぼくがフリーランスになったばかりの頃、読んでいたデザインの本がこちらの3つです。
オススメのデザイン本
Webデザインを独学で学ぶ3つのデメリット
Webデザインは独学でも学べますがデメリットもあります。
デメリット
・どこから学習したらいいか分からない
・デザインの正解が分からない
・先生がいないから不安になる
独学でWebデザインを学ぶにしても、初心者の間は何から学習したらいいのかサッパリ分からないという壁があります。また、デザインの正解が分からないため、自分の作品が良いのか悪いのか判断がつかないリスクもあります。
そのため、学校などとは違い宿題や予習などがないため、不安に襲われる可能性があるのです。
ですから、独学でWebデザインを学習する場合はある程度の覚悟は必要でしょう。
独学がWebデザインを勉強するのが不安な人はスクールもありです
独学でWebデザインを勉強するのが不安な人は、Webデザインのスクールで教えてもらうのもよいでしょう。
スクールであればデザインの基礎から教えてもらえるし、自分が制作した作品のダメ出しもしてもらえるから安心できますよね。また、最近ではオンラインで授業を受けれるから、実際にスクールまで行って通う必要がないため、時間のムダがありません。
たとえば、仕事が終わった後にサクッと授業を受けたり、休日にガッツリと詰め込んで授業を受けたりできますよね?ですから、オンラインスクールは時間の節約になります。
独学でWebデザインを学ぶのが不安な人は、オンラインスクールで先生に教えてもらうのもよいでしょう。また、独学でやっていたけど、途中で挫折してスクールに通うのも選択肢の1つとしてありですね。まずは自分でやって、分からないから先生に教えてもらう。このような方法であれば、より一層学習への意欲も高まるはずです。
一応、Webデザインで有名なスクールを上げておくので、よかったら参考にしてください。
まとめ
今回は独学でWebデザインを学習する方法について解説しました。
まずは基本として、パソコン、デザインソフト、WordPressを用意しておきましょう。
また、独学でもWebデザインは可能ですが、もしも自分で学習するのに不安を抱えている方はデザインスクールで学ぶのも選択肢の一つとしてありでしょう!
まずは、自分で本を読みながらやってみて、ダメならスクールを受けてみてはいかがでしょうか?
それでは、また!