どうも!
ハイブリッドセールスライターすぎにいです。
2019年3月20日、ローカル・イノベンチャーズという団体が主催する
地方創生勉強会に参加しました。
たまたま知人から誘っていただいたセミナーだったのですが
私自身、自分が住む「まち」の衰退を感じていて、
「自分に何かできないか?」という思いが以前からありました、
講師は斎藤俊介さんという方で、
長野県信州で「まちやど」のビジネスモデルを提案されました。
「まちやど」とは、「まち」全体をひとつの宿と見立て、宿泊施設と地域を結びつけることで
通常のチェーンホテルよりも5倍の収益を生み出しました。
ホテルだけが儲けるのではなく、「まち」の飲食店やレンタサイクル店、
お土産店などが儲かり、地域の価値を向上させることが目的です。
地方創生に必要なのは『住民』感覚だ
これからの地方創生は観光客に対して『お客様』という意識ではなく、
一緒に暮らす『住民』の様な身近な感覚が必要になります。
斎藤さんは東日本大震災の直後、ボランティアとして宮城県に行かれたそうです。
復興後もプライベートや講演会で訪れるそうです。
ある時、宿泊するホテルで講演会の予定だったのですが、
親しいホテルの従業員から「斎藤さん、プロジェクター自分で出しといてね~」
と言われたそうです。
「今日は、お客さんで来たのになぁ。」と思いながら、
ご自分で会場の設営をしていたそうです(笑)
しかし、今の地方創生に必要なのは、この『住民』感覚だと言えます。
希薄になってきた現代社会で、これからは人と人とのつながりを
もう一度つなぎ直すことが重要ではないかと考えられます。
『お客様』に仕事をさせよう!これからの地方創生における観光は体験型だ
私が住む地方は、比較的『いなか』に属する地域です。
のんびりしていて、住心地良い『まち』だと思います。
しかし、『まち』を歩く人はおじいちゃん、おばあちゃんばかりです。
おじいちゃん、おばあちゃんは大好きですよ(笑)
しかし、若者が圧倒的に少ないと感じています。
これから、さらに高齢化社会が進めば『まち』の存続が危ういのではないかと考えています。
私が住む地域は、農業と漁業が盛んな『まち』です。
しかし、担い手も高齢化が進んでるいるのが現状です。
この危機的な状況をどうにか出来ないかと模索しています。
農家と観光客がWIN-WIN(ウィン・ウイン)の関係を築けることが望ましいでしょう。
私が今、考えているアイデアは地元農家の協力を得て、
観光客に野菜の収穫を体験してもらうことです。
例えば、玉ねぎが名産の地域なのですが、
『家族みんなで一緒に玉ねぎ収穫!』みたいな企画をつくって、
子どもたちが泥んこになりながら玉ねぎを収穫する。
玉ねぎの収穫は私も手伝ったことはあるのですが、かなり体力を使います。
高齢の農家さんは人件費をかけずに、しかも収穫までも出来てしまう。
観光客は、普段あじわえない玉ねぎ収穫の体験ができる。
収穫した玉ねぎのうち、決まった量を何個かもらえるというのもアリですね。
そして、企画者(この場合は私)は収入も得れます(笑)
もちろん、まだまだブラッシュアップは必要ですが、
この様なWIN-WIN(ウィン・ウイン)の関係でビジネスが出来れば良いなと
ただいま構想中です。
まとめ
今まで、ぼんやりと地方創生について考えていましたが、
セミナーを受講し、具体的なイメージが湧いてきました。
これから行動して地域活性化に結びつけたいと思います。
今回のセミナーを企画した『ローカルイノベンチャーズ』は、
地方創生について取り組んでいる団体です。
→自分たちの『まち』について地域活性化したいと思っている方は、こちらをご覧ください。
斎藤さんがおっしゃっていたのは、「1人で行動しないこと」です。
地方創生はたった1人では出来ないため、周りを巻き込む必要があります。
RPGの様にまずは仲間集めをしているところです。
それでは、また!