いざ、毎日やろうと思っても結局、三日坊主で終わってしまい、
自分のことが嫌になって落ち込んでしまう・・・
そんな経験は、ありませんか?
偉そうに言っている私も、
実は、継続するのが苦手で「三日坊主」な人間でした。
しかし、『続ける習慣』という本に出会い、習慣力を身に付け、三日坊主を卒業しました。
そこで、今回の記事では『続ける習慣』という本について詳しく書きます。
この本を読む事で、あなたも私と同じように習慣化を身に付ける事ができると思います。
目次
続ける習慣って、どんな本?
『続ける習慣』は、習慣化コンサルタントの古川武士さんが書いた本です。
古川さん自身も、習慣コンサルタントを名乗る前は
何を続かない飽き性な人だったそうです。
しかし、コーチングを通じて出会った優秀な経営者の方々は
例外なく、良い習慣をたくさん身につけていたのです。
それから古川さんは研究を重ねて、「習慣化メソッド」を確立しました。
習慣化の倦怠期とは?限界を突破するための3ステップ
『続ける習慣』では、習慣化のプロセスをロケットに例えています。
ロケットを打ち上げる時、大気圏を抜ける際に膨大なエネルギーが必要となります。
なぜなら、重力が働き地面に引き戻そうとするからです。
しかし一旦、宇宙空間に出てしまえば少ないエネルギーで進むことができるからです。
習慣化もロケットと同じで始めた時にパワーが必要です。
しかし、習慣化すれば少ない労力で継続できます。
習慣化には3段階の抵抗期が存在し、継続する日数によって確率が変化します。
- ステップ1『反発期(1日~7日)』すぐにやめたくなる・・・42%
- ステップ2『不安定期(8日~21日)』予定や人に振り回される・・・40%
- ステップ3『倦怠期(22日~30日)』徐々に飽きてくる・・・18%
ステップ1が42%、ステップ2が40%、ステップ3が18%となっています。
つまり、ステップ1とステップ2をクリアすれば大幅に継続できる確率が上がります。
三日坊主にならないコツ!誰でも出来る克服法とは?
ステップ1『反発期』のコツは、小さく始める
なぜ、人は三日坊主で終わってしまうのでしょうか?
原因のひとつとして、最初の目標設定にあるのではないかと考えられます。
習慣を始めるまでは気持ちが盛り上がっているため、高い目標設定をしてしまいます。
しかし、高すぎる目標は挫折するキッカケとなるので、習慣化する妨げになります。
まず、『反発期』を乗り越えるためには自分をよく理解し、目標は下げておきましょう。
例えば英会話の場合、いきなり何時間も勉強するのではなく、
『参考書を15分だけ読む。』といった様に
最初は物足りないくらいに抑えるのがポイントです。
もう一つのポイントは、ログ取りです。
カレンダーや手帳、張り紙に記録をつけてください。
記録をつける際は、◯やチェックなど簡単なものにしてください。
複雑なログ取りだと面倒くさくなって、継続できなくなります。
【習慣化が身に付く】三日坊主にならないアプリ
私のオススメは、スマホの習慣アプリです。
スマホは常に携帯しているのでログ取りが簡単です。
アンドロイドでは、『ループ習慣トラッカー』というアプリを使用しています。
このアプリは、希望の時間を設定すると通知表示されます。
また複数の習慣が登録できて、習慣が完了するとタップするだけです。
iphoneでは、『継続する技術』というアプリが面白いです。
このアプリは、登録できる習慣がたった一つだけです。
そして、30日間継続するというシンプルな機能です。
『続ける習慣』のステップ3 倦怠期を乗り越える期間も30日ですので、
ひとつの習慣をまずクリアしたい人はダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
ステップ2『不安定期』は仕組みづくりを重視
不安定期に入ると、決めた時間に予定が入ったりしてサボりがちになります。
まずは、時間や場所を決めてパターン化し、無意識に行動するようにします。
例えば、『20:00~20:30は必ず筋トレの時間にする』とか、
『通勤時間は必ず読書する』などパターン化しましょう!
ステップ3『倦怠期』の乗り越え方
いよいよ最終段階の『倦怠期』についてです。
『倦怠期』の問題はマンネリ、つまり飽きてしまうのが原因です。
『倦怠期』を解消するためには、変化をつけて工夫するのがポイントとなります。
変化をつけるには2つのポイントがあります。
1つ目は内容・環境を変える。
例えば、英語の教材だったら新しいテキストに変えたり、
自宅で勉強していたのをカフェに変えれば、新鮮な気持ちで再スタートできます。
2つ目は継続スイッチを使う。
筋トレで例えるなら、パーソナルトレーナーをつけるとか、
一緒に筋トレをする仲間をつくることで継続させるためのポイントになります。
お互いを監視できるのでサボりづらくなりますね(笑)
また、SNSなどで発信するのも良いかもしれません。
『「凡人起業」にアイデアはいらない?』という記事で紹介していますが、
起業家の小原さんはSNSで発信し、人に見られて監視されているという状況を作り出し、
パターン化することで習慣化を身につけていました。
それぞれのステップで紹介した、ポイントをしっかりとおさえましょう。
三日坊主をやめたい人にとって、『続ける習慣』はオススメできる本です。
まとめ
三日坊主を克服するために、無理な目標設定は避けて、
まずは小さな目標を乗り越えることで、自己肯定感を持ちましょう。
そして、『反発期』、『不安定期』、『倦怠期」という3つのステップを
クリアすれば自信を取り戻し、習慣力が身につきます。
一度、習慣力を身につければ人生が変わることでしょう。
詳しく知りたい方は『続ける習慣』を読んで下さい。
これで、あなたも三日坊主を卒業です。
それでは、また!